水輪フリースクール

生き方と働き方学校の新着情報&ブログ

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2022年5月宇宙の叡智を地球と人類の目醒めのためにシリーズ2に井上弘寿先生にご講義頂きました。

井上弘寿先生はいのちの森クリニックの院長であり、生き方働き方学校の主治医をして頂いています。
その中で、今の精神医療の現状と治療共同体としてのいのちの森「水輪」の生き方働き方学校で取り組んでいる実践も交えご講演していただきました。
様々な病を持ちながら、様々な病を超えていく新しい精神(心・意識)医療の取り組みとして、血のつながりを超えた地球家族としていのちの森「水輪」では30名の大家族として生活・仕事のやり方・人間力を付ける事に取り組み、やり方だけではなくあり方が一番最初にある大事な感じ方考え方を30名の共同体で学んでいます。この30名の共同体の中には心の病を持った方や、それをサポートするスタッフ、こういう生き方をしたいと思って志願される研修生や、またそれを取り巻く支援者やボランティアの人々で構成され繋がり合っています。

「何故、人が良くなっていくのか」
こころの治療とは何か?
からだの治療とは何か?
食べる事とは何か?
いのちの森「水輪」では、無農薬、化学肥料は一切入れてない10町歩の畑や田んぼでお野菜を作ったり、お米を作ったり、いのちを育てています。
人と自然が繋がり合い、人と人とが繋がり合い、お月様も太陽も風も流れる水も花も草もちっちゃな虫たちも動物も、みんないのちが響き合い、遥か宇宙まで繋がっている自然と共に生きる生活は私たちの霊性を目醒めさせてくれています。私たちが本来持っていた大切なものを思い出させてくれます。そうやって、自分たちが耕した一粒のお米やお野菜たちや自然の恵みをいただき、人と共に生き合う中に生まれるそんな生き方を私たちは目指して大切にしています。地球上に生まれた一人ひとり、人間も大自然そのもの、この人間の持つ繋がり合いたいという魂が渦となり、世界を美しくしていくのだと思います。人は一人では生きられない、みんなの幸せを願う心があればこそ生きられる、と私は思っています。

【井上弘寿先生PROFILE】
長野県生まれ。信州大学医学部医学科卒業後、信州大学医学部附属病院にて初期臨床研修修了。現在、自治医科大学大学院医学研究科の博士課程を修了。現在、自治医大学精神科助教。自治医科大学附属病院などで精神科臨床に携わるとともに、「東日本大震災が精神疾患患者に与えた影響に関する研究」、「EyH(フランスの精神医学者)やJackson JH(英国の神経学者)などの理論を援用した臨床精神病理学的研究」、「アメリカ精神医学会による最新の診断分類であるDSM-5の『パーソナリティ障害』に関する研究」などを行ってきた。
医学生時代から師事した巽信夫先生(前信州大学医学部助教授、前いのちの森クリニック院長)を通じて「公益財団法人いのちの森文化財団」を知り、現在、いのちの森「水輪」生き方働き方学校の主治医であり、いのちの森クリニック院長、公益財団法人いのちの森文化財団理事を務めている。