2021年9月20日から26日の間、ボランティアに来て下さったM.N様の感想文を紹介します。

まずは、私を快く受け入れて下さった、塩澤研一先生みどり先生にお礼申し上げます。

　そして、現場では、私が事故無く無事に一週間過ごせるように温かい気配りをして下さった市川様には本当に感謝しております。早朝から夜遅くまでボーッとする暇など一瞬も無く過ごしたのは生まれて初めてでした。皆さんの忍者のような動きの速さと禅寺の僧侶のような無心に驚きました。私も24時間一緒に過ごし、早朝から活動する意味、一瞬たりとも休む暇なく働く意味などなど、一つ一つの動きや過ごし方に自己を磨く意味があるのだと知る事が出来ました。だとしたら、世の中の一般の人々は私も含め真逆の過ごし方、動きを赤ちゃんの時から良しとしてさせられてきたのだなと思い、帰宅してからの自分の人生に生かさせてもらわねばと痛感しました。

　難しい課題を与えられた時の皆さんの行動にも驚きました。まず、やる！そして課題にとどまらず、それ以上の良い結果を出すように努力する。

　例えば、「5分で終わらせなさい」→3分で終える　「ゆっくり無理の無いように館内の掃除をして下さい」→一日で終えるようにスケジュールを組む。そして、終わる。

　与えられた仕事をこなす事だけでなく、必ず次に繋げるために日々活動されるのには感動しました。肌で感じた一コマでした。

　私は小さい頃から「他人と同じ事をやっていては『うだつが上がらないよ』」と言われて育ちましたが、それを思い出して、水輪の活動の深さを知りました。

　以上のような事が様々な問題をかかえてもがき苦しんで、少しでも自分の人生を良くしようとしている若者がいる水輪。彼らが10年後20年後にどんな人になっているか？この困難な時代を生き抜く知恵と肉体と精神力を生かして世界を動かしていくのだろう！！と確信せずにいられません！

　一週間のボランティアでは、目標の自己をみつめ自己を磨くことは足りませんでした。でも、その大切は実践を通して実感できました。目標については鷲尾さんの料理を直接見て、ご指導を受けさせていただき感動しました。美味しい事に留まらず、お客様の心をクリアにしてさしあげる料理だと思います。それは、私が理念にしている「食を通して愛と真心を追求していく」事に共通しているので嬉しくなり、さらに、鷲尾さんは日々お客様に提供してお客様の反応をもらっている。私もそうなりたいと、改めて強く思い、帰宅してからの課題にさせていただきます。田川さんのチーズケーキもお客様に大人気で、人はホッとする甘みを求めているのだなと、それも又、肌で感じました。

　最後に皆様の活動に入れされていただきありがとうございました。皆様のお顔とお名前は一生忘れません！！日々思い出しながら私の人生の師にさせていただきます。