いのちの森水輪で学んでいること05
水輪で学んでいる事 N.S.さん
私が水輪を知るきっかけは、尊敬している方が開いたセミナーのブログでした。大切なセミナーを日本で開くなら水輪しかないと、絶賛している様子に興味を持ち、水輪を調べた所、社会で生き辛い若者のための「生き方と働き方学校」に出逢いました。私は、10代の頃から引きこもりがちで30歳を過ぎても状態を打破できず、行き詰まった人生を放棄していました。死ぬ事もできず、家族を苦しめる存在だったと思います。最後の望みとして家族から一切離れ、逃げる事の出来ない環境に身を置かないと救いは無い。切羽詰まった状態で水輪にやって来ました。
水輪では働く事への意識をポジティブなものへ転換していく重要性を学んでいます。行動の動機が恐れから来る時、させられている感、不満などが溜まり、実習の中の宝に気づけません。宝とは力を育てる機会に恵まれている事です。掃除にも野菜を育てる事にも調理にも、どんな仕事の中にも美しさを見出し、自分の働きによって世界を良くしていく事。今になりきり働く事で、心と体が一つになり確かな力をつけていく。
日々、共に過ごしている私達は良くも悪くも影響し合っています。だからこそ、自分の在り方に責任を持たなければいけません。しかし、それは重苦しい意味ではなく、自分を信頼し光を目指すという前向きな思いです。
水輪は特別な力に守られているフィールドであり、その中で学ぶ私達は必ず本当の自分に生き方にたどり着けます。
混沌とした時代の中、昨年から続くコロナ禍で、今水輪に集まった私達がいます。研先生、みどり先生は私達の真我を目覚めさせようと日々体当たりのご指導をされます。深い眠りから私達を起こすため、一見厳しいですが、惜しみなく力を注いで下さります。先生方からは使命を果たす生き方を学んでいます。
仲間からは、尊敬できる良い所を、改善してほしいと思う所は我が身を振り返る機会にさせていただいています。
そして、早穂理さんからは命を学んでいます。
愛によって早穂理さんは46年間生かされてきた、とみどり先生は仰られます。私達も皆、愛によって生かされてきました。愛に不可能はなく、人生への制限は意識の浅い部分でしてしまっただけです。「この命を最大限使いたい。」と、純粋に生きている早穂理さんをみると、私の奥底で訴えかけるものがあります。
私には沢山の課題がありますが、今、重要だと思うのは「考える力」をつける事です。水輪で過ごし1年経った今、もし、外の社会に出たら、私は自立していけるのだろうか?理性を持ち、正しい事をしていけるのだろうか?自分自身も水輪も良くなるような発想をし、行動に結びつける。次の一年はそこも努力したいと思います。私は、研修生、そしてスタッフを目指して精進していきます。
***写真***
HappyBirthday!!
先日はN.S.さんのお誕生日でした。
N.S.さんは日々私たちのお食事作りを行ってくれています。
とっても美味しい料理をいつもありがとうございます。
本当に本当に美味しくて、そこには他者への愛が詰まっていることがよくわかります。
研先生からの特別料理とみんなからのメッセージを頂き
素晴らしいお誕生日会になったと思います。
N.S.さんお誕生日おめでとうございます!