水輪フリースクール

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いのちの森水輪で学んでいること02

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Happy Birthday!!
先日はいのちの森最年少のD.N.さんのお誕生日でした。
16歳になったDさん。
研先生からの特別料理とケーキ、みんなからのメッセージを頂いて
とっても良いお誕生日会になりました。
Dさんに研先生が「一番お世話になった人は?」と聞くと
Dさんは「たくさんいすぎてわからない」と答えていました。
Dさんの素晴らしく、純粋な心は、周りの人を元気づけてくれます。
今は簡素のメンバーと一緒に一生懸命実習に励んでいます。
以下の文章はDさんが書いた『水輪での学び』です。是非ご覧下さい。

『水輪での学び』D.N.さん

僕は強迫性障害と統合失調症のいろいろな症状がでていて、畑作業をしていくうちに病状が治っていくだろうと思ってここ水輪に入りました。
最初はコロナの影響で、入院していた病院から直接水輪が所有している建物「しゅり庵」に家族で4泊しました。
それが家族団らんの最後の5日間で、とても楽しい時間でした。
水輪に入所して、まだ15歳の僕は、周りが16歳と18歳、そして20歳前後の人たちでした。
今思えば年上の先輩実習生の人たちだからこそ、お世話になることができました。
そして1週間もしないうちに「もう帰りたい」と言って泣いていました。
畑作業は難しくて時間が長く感じ、体力的に辛くてとても大変でした。
薬の副作用もあり毎日が辛い中、ある日みどり先生が母屋での実習に変えてくれました。
母屋実習は単純作業で当時の僕でもしっかり取り組めました。
このままずっと母屋実習がいい。もう畑実習はいやだと当時はずっと思っていました。
それでその後は館内の実習をしました。館内実習とは主に水輪が所有している建物の清掃や、ハーブ園での実習です。
その後しばらくしてついに畑作業をやることになりました。
しかし、思ったよりも苦にはならず、そのまま畑実習を続行することになりました。
一番苦手だった実習、うね作りもできるようになり、ホッと一息ついた感じです。
今は雪が積もっているので雪かきや豆選別などの実習をしており、畑はお休みです。
僕はここ水輪で働くとはどういうことなのかを日々学んでいる最中です。
これから春になり、実習時間が段々増えてきますが、それでも畑実習をがんばって体力をつけて病気を治していきたいと思っています。