水輪フリースクール

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防災訓練を終えて

水輪スタッフ 鷲尾智恵子

毎年、年2回消防訓練を行っています。
みんなの命を守り、何があっても落ち着いてブレない心を作る練習でもあります。
毎回の消防訓練では、何回も何回も同じパターンでの訓練を行っています。その中で、ぶっつけ本番の時は、本当にとっさの判断をしたり、倒れている人を助けたり、自分が逃げる事で精一杯な時もある事を想定して、消防訓練をしますが、まだまだ本気になれず、一瞬にいのちを失う時もあるかもしれないので、何事も真剣にやりなさいと研先生から言われました。
どんなことでも、一生懸命真剣に本気でやるというのが大事だと思いました。今回は、どのくらいスムーズに動けるかやってみました。壁にかけたホイッスルが取りづらくて、1回で取ることができなかったり、ブレーカーには手が届かず、ブレーカーを下げるには椅子を持ってこなくてはいけない。窓のカギを開けるためには、もう一度フロアの奥まで行かなければいけない。など、課題が色々出てきました。一個一個の課題をスムーズに動けるように毎日毎日の本気さと改善が必要だと思いました。
ホイッスルは、ビニールテープの赤い物を巻き付け取りやすくしました。窓のカギは日中は開けておくようにする。ブレーカーはどうするかが課題です。点呼の後、市川さんがケガをしたお客様役をやって下さいました。ケガをして心が不安定なお客様を誘導するという感じで、「どうしよう。どうしよう。」と取り乱したお客様をいずみまでお連れする体験をさせていただきました。本当は台本では母屋のヘルプに行く予定でしたが、本番では予定通りにならないことを強く実感しました。
瞬間瞬間その場その場で必要な事をやる。そして常に全体に気をまわしながら助け合う事が大切と感じました。これは普段の生活が常にこういう事が出来ているかにも関わっていると思いました。

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