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「般若心経心の大そうじ」感想文

先日行われた「般若心経心の大そうじ」の感想文を紹介したいと思います。
ブログ担当:T.Y

H.T
今回印象に残ったのは、「赤信号はあなたを守るためにある」という節です。若い頃、先生や大人の都合のいいように、それをルールの一面として管理する側が作ったものと考えていました。あるかもしれませんが、ルールを破った者は、ルールに守られない、法の傘に守られないという面も確かにあります。また、ルールには社会秩序を守るという側面もあると思いました。都合のいいように思い込んでいただけかもしれません。柔軟に考えて色々な観点から考えてみる事が重要だと思いました。自分の都合に基づかない理解をしていきたいと思います。

H.O
この章を読んで安心しました。”「修行」すれば性格も変えられる。”私は、特に最近、自分の醜い心が明らかになり、とっても嫌気がさし、それから、私はこの醜さはどう頑張っても直らないんだと毎日感じていました。だから、とても嬉しかったです。自分にはまだチャンスがある。文章に”皺や瞳の中に「深般若」を感じる事がある”言葉にしなくても、その人の生き方は顔に出るのかなと思いました。

H.K
p28の”自分がこうだと思い込んでいるもの、それを別の角度から考えるだけで、心の負担がずっと軽くなります。”が印象的でした。自分は一度こうだと思い込むと、それに凝り固まってしまう傾向があります。一見嫌だなと思っている事に対しても別の見方が出来ないかと考えていきたいと思います。
・自分の考えを柔らかくするには具体的にどうするのか?
→自分のいつもやっている事を変えてみる。知らないことをやってみる。
→皆さんが言って下さったことを大事にしたいです。

Y.S
今回の章の「固い固いアタマ」の所が一番印象的でした。最初パッと見た時はモアイ像とアヒルしか分からなくて、自分はかなり考え方が偏りがちで毎日の暮らしでかなり気をつけた方が良いんだなと感じました。これから、この本を読んでいき、カタイ頭や心をやわらかくしていきたいと思います。

T.S
「一つのことに出会った時に、ひとつの見方しかできなくなる」私自身、批判されると人格を否定されたような気分によくなります。これは、私自身頭が固いという証拠だと思います。文字での自由な発想でもマイナスをいくらでもプラスに変えることができます。
ピンチ→自分を大きく成長させるチャンス
失う→自分の肩の荷が1つ減る
等、いくらでもポジティブに考える事ができます。ここで必要なのは、前向きな考え方1つでいくらでも変わる、言葉のその本質な中身を目や耳で見、聞くよりも心で感じ取ることが重要と思いました。

N.S
今回読んだ文章は固いアタマをほぐしてくれると同時に、固い心も著者のユーモアで楽しませてくれたと思います。マイナスをプラスに変えるという章では、そのまま漫才のネタになりそうだなと思いました。般若波羅蜜多がサンスクリット語の音写語であり、彼岸に到るための智慧という、とてもありがたい事を意味していたのだと知りました。恥ずかしながら、今まで、彼岸を漠然とあの世という理解だったのですが、「迷いのない心安らかな境地」という真の意味を知る事が出来ました。そして、その反対に此岸という世界もあるのだと知り、とても勉強になりました。

M.S
本日もこのような勉強会を開いてくださりありがとうございます。今回の内容は見方次第で物事は変化してしまうというように自分は受け取りました。言葉もそうかもしれません。英語の「LIVE(生きる)」を逆から読めば「EVIL(悪)」になるように、アイという音なら愛(LOVE)、I(私)、哀(Sad、悲しい)という意味を見出せます。自分はまだまだ自由な発想力が足りないと思います。それを身につけられたならと感じました。物書きとしてはガリバー旅行記的な風刺力を手に入れたいと思わされた次第です。

・「般若」という言葉は能楽で扱われる能面の一つに同じ言葉で呼ばれる鬼の面があるが、それとは何の関係があるのか。
・頭を固くしないための方法が書いていないなと少し感じた。
・正直言って、もう少し分かりやすいだまし絵は無かったのだろうかと思った。
・この本の面白さは更に先にあると思っているので、もどかしさを感じた。
・自分は先入観が強い方かなと思った。
・知識が先行しているように思うなと感じた。
・自分は焦種でありたいと思っていた自分がいた事に気が付かされた。

R.S
頭の固さが、日々どれだけ自分を狭く小さくしているのかを教えられました。一つのものを表裏上下色々な角度から見ることが大切であると思います。日々「これはこうなんだ」と思った時に、果たして本当はどうなのか疑問を持ち考える癖をつけていきたいと思います。

N.S
「無自性」は、常に変化しないような、そのもの固有の性質はないと書いてありました。私は、無自性が心のフィルターにするのはとても難しいなと感じました。そして考えました。

A.C
考え方一つで人生は変わる。世界の見え方も変わる。どんな状況でも自分に与えられた場所、役割、やるべきことをプラスに捉えるかマイナスに捉えるかで自分の気持ちも変わる。
みTからの問い→ではどうしたら頭はやわらかくなる?
・マイナスな捉え方をしている時、無理矢理ポジティブな言葉を自分に言い聞かせる。”こう思おう”という考えを作る。例えば”自分はダメだ”と思っている時、そこにプラスして、自分はあれも出来ないし、これも出来ない、あれも持っていないし、これも持っていないと考えていくと、どんどん自分で自分を貶める事になる。結果、不安等で心がいっぱいになり、自分は動けなくなってしまう。”自分はダメだ”と思う時、思った時、”いや、自分は自分なりに頑張ればいいではないか”、”人と比べても何の意味もないじゃないか”、”自分の持っている力を精一杯つかおう”と自分に言い聞かせる。その繰り返しをしていると、瞬間的にそのような考え方が出来るようになる。思考の回路は自分で作ることが出来る。常日頃から、マイナスな言葉を発し、マイナスな考え方をしていては、マイナスな思考回路が出来る。プラスな考え方をするように意識し、最初は半ば無理矢理にでも、プラスの考え方をしていけば、プラスの思考回路が出来上がる。自分の頭をやわらかくするのに一つの方法としてこのように思いました。

S.T
私が今日この本で心に残ったのは「物には良い悪いは無い」という所と「何が必要で何が不要か、何が心の負担になり、何が心を楽にしてくれるか」私はその言葉に、今やっている事が「本当に正しいのか」と思いました。感情に巻き込まれやすい自分は「何が必要か」を見れていないのと、東京で問題になった私の出来事が、井上先生が言っていた「何が良くて何が悪いか」をみきわめないといけないなと思いました。

Y.T
自分の普段の生き方から思うと、何か言われたりした時に観自在菩薩のように柔軟に考えずに「これはこう」と固定した考えをしてしまい、トラブルになる事が多々あります。だまし絵は全部分かっても自分は寺に残って修行する必要があると思いました。別の角度から考えるトレーニングをして心の負担を軽くしたいと思います。

T.M
もう八時、とまだ八時の話が印象に残りました。もう、もまだもつい口をついて出てしまいそうな言葉ですが、その時どう思っているかが如実に表れると思います。この場合、まだ八時の方が相手にポジティブな印象を与えますが、私も普段から相手にポジティブな印象を与えるような言葉遣いをしようと思いました。

A.Y
「実はお金を貯めることが目的なのではなく、そのお金で幸せになることが目的なのだ。」という一文で、目的と手段が一緒になってはいけないなと思いました。お金自体には、何の意味も無いわけで、持っているからどうこうという訳ではない。やはり、人間は自分の色眼鏡で物の価値を決めているのだと思いました。

A.Y
観じることが自在だからこそ「空」を体得することが出来るという部分が印象に残りました。物事をひとつの見方で捉えるのではなく(例えば、悲観的に)何かしらポジティブな所を見つけ、そこにフォーカスするということだと解釈しました。例えば、風邪を引いて辛いと思うかもしれないが、普段意識していなかった、健康のありがたみを感じることができた。など、物事には必ずポジティブな所があるので、いきなり頭を柔らかくするというのは難しいので、少しずつ肯定的な所を探す練習をすれば良いかと思いました。稲盛さんが「考え方一つで人生は変わる」と仰っているので、ものの考え方、捉え方をポジティブにしていきたいと思います。

A.H
私は、思考が邪魔しているといつも注意されるのですが、自分はあたまが固かったことに気付くことが出来ました。人から注意されたことや、自分が考えてもいないことを考えていたことを素直に取り入れ、それを積み重ねていくことで、少しずつあたまが柔らかくなるのかなと思いました。そして、何事にもポジティブに考えることがとても大事だと思いました。失敗を経験と考えるポジティブな考え方、の様な考え方を私も出来るようになりたいと思いました。色々な体験をやり続けて諦めずにポジティブに実習を毎日取り組みたいと心から思いました。

A.N
お坊さんなのに、ドクターから「性格はなおそうと思えばなおるでしょ。だってそれは仏教で”修行”があるのだから」というくだりが面白かった。お金に対して、自分が使う分にはこの本で言うように、そのお金で幸せになろう、という意識があまりなかった、お金の使い方が上手ではなかったように思う。深般若を体得するには、自身を観ていく必要があると感じた。

C.W
苦は自分の都合に合わないから苦と感じるとありましたが、とても深く納得しました。自分がああしたい、こうしたい、こうであったらいいのに、なんでこうでないのだろう、とあれこれ考えてしまうことは、ありのままを受け止められていないからなのだと思いました。自分のものさしで測ること無く、ありのままを受け止めることが苦を無くする方法だと分かりました。ただ起きている事をありのまま観ていける様に訓練していきたいと思います。

K.O
すべての苦しみや行き詰まりを無くすのではなく、心やすらかな岸に渡した。すべてのものは空だと悟ることができた。度一切苦厄の例として雨を題材にして説明を付け加える事で少し身近なものになった。

N.I
日本人特有な知恵として「雨もまた良し」これはポジティブな考え方で、私達が日々考え方のゆがみを認知行動療法で学び正すための行動の仕方、考え方に通じることであり物事の捉え方を昔の人々から学ぶことも大切であると思いました。