水輪通信56号より

自分を変えたい
ワーキングスタディーステイ

ワーキングスタディ体験記 

 

このお二人は共に8年くらい前から水輪に御縁があった方々です。この度スタッフを志願され、この春から研修生として、自らの生き方として共に水輪の中核をになってくれる仲間となります。お二人の志を皆さんにご紹介させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

● 自分を知りたい─それは宇宙と大地と人で調和を生み出す最初の一歩 Kさん/30代
 私は自分のことをもっとよく知りたいのです。分かっています。自分のことは。でも、自分でも気付かない自分がいたり、分かっていても前に進めない自分がいるとしたらどうしたらいいのでしょうか?
 こんなことを言うと、「別に自分のことをそんなにつきつめなくても、生きていけるじゃん。」そういう声も聞こえてきそうです。実際そんなこと考えなくても生きてはいけます。ただ、私にとって生きるってことには、ご飯食べて、働いて、遊んでっていうこと以上の意味があるように思えるのです。私にとって大切なことは、お金がもうかって、出世して、かわいいお嫁さんもらってってことじゃなかったんですね。
 大切なのは、本音で付きあえる仲間がいて、自分たちの生活のことだけじゃなく、樹や草や鳥や川やあなたやわたしやこの星にいるみんなが暮らしてゆける環境を生み出すこと、そういった環境の中で子供が育ち、また老いを迎え、宇宙と大地と人で調和をうみだすこと。その最初の一歩が自分を知ることから始まるのかもしれないと思っています。
水輪には本音で話せる人達が集まります。自然のことも、経済のことも、教育のことも、生活全てに関することをまじめに考えます。そして、一人一人が自己を見つめ、他者を思いやり、自然を思い、私達の社会を思うとき、私達の関係性はさらに深いものとなるような気がします。こういう想いが私のワークスタディーのベースにあります。

● 「いのちの大学」は私が求めて止まなかった“夢”そのもの   Tさん/30代
 大学在学中、米国大学へ留学した折に、トランスパーソナル心理学とニューエイジ・ムーブメントの洗礼を受け、精神世界へ深く傾倒致しました。青年期より『「何が最善であり、何が最上であるか」、ということ以外には、人間にとって探求するに値するものは何ひとつない。』というソクラテスの言葉を人生哲学として、様々な物事に積極的に取り組み自己研鑽に努めてまいりました。広告企画会社を設立し、個人事業主というエコノミストと求道者という二足のわらじを履き、更なる人格の向上とたましいの磨きに努めました。
 “普遍的真理の探求”と“存在理由の究明”という哲学的命題をテーマとし、哲学、宗教、形而上学、神智学、神秘学、心理学、宇宙哲学、ニューサイエンスなどの研究・探求を深め、陽明学に於ける「知行合一」を目指しました。更に密教、修験道、古神道にも親しみました。時に、自己を深く生かす道のため“隠者”の生き方も選びました。その後、父の癌との闘病生活を身近でサポートした折に、「死生観」への洞察も深まり、また、ホリスティック医療への関心も高まり、自己免疫力、自然治癒力の大切さを学びました。
 8年前に出会った水輪と今まで私が歩んできた人生の集大成の場として、「いのちの大学構想」に出会いました。経済・教育・医療・衣食住などあらゆる分野を融合・統合した、実践的なナチュラル・コミュニティーカレッジこそが正に私が求めて止まなかった“夢”そのものです。「学問に王道なし」と申します。人生の終焉を迎える瞬間まで、飽くなき好奇心と向上心を以て学び、魂の進化に努める事が人間としてこの世に生を受けた理由だと信じております。
 21世紀は、「支配型父性世界」から「協調型母性世界」への幕開けとなり、日本を中心としたアジア文化の役割が大きな注目を集めています。その意味に於いても、「いのちの大学構想」は正に、全人類的使命を帯びた極めて壮大なプロジェクトであると言っても過言ではないでしょう。その様なグローバルなプロジェクトに関われる事を望外の喜びとして、微力ながら当該プロジェクトに寄与できる様誠心誠意を以て取り組んで行く所存です。長年探し求めていた“魂の故郷(ふるさと)”に回帰できる歓喜を胸に秘め、大都会の喧噪を後にして、飯綱へ赴く。その地で、迷い無き世界観の境地に辿り着くために…

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