2004年水輪通信50号より

日々の生活と仕事の実践を通し

気づき、学び、真の実力をつける

水輪ワーク&スタディーで学んだこと 

 

水輪ワーク&スタディーでは、「心を高める人生を共に生きる」という水輪の理念を土台に、一人ひとりが自らのいのちに真剣に真向かい、今・ここ・自己に集中して、自分の本来あるすばらしい力を、日常生活と仕事を通して共に磨いています。今回は、約5年前の1999年夏から約1年間毎週木曜夜の坐禅会に通い、翌2000年夏にワーク&スタディーに約2週間参加した、Aさんに今この5年を振り返って、「水輪ワーク&スタディで学んだこと」について寄稿していただきました。(編)

■プロフィール 栄養士。県学校栄養職員(注)。生活習慣病になってしまっている子供達がいる現代において、子供たちの健康を願い、学校教育の一環としての給食の食育にも取り組む。毎日食べる給食を旬のもの、輸入品ではなく地場のもの、手作りのものなど、出来るだけ良いものを提供し、自分の健康のための正しい判断が出来るようになって欲しいと願っている。

■そのままの自分と、わがままの自分とどこが違う?

 卒業してからしばらくの間、考え続けていたことがありました。『みんな誰でもそのままの人が素敵である。』と言うれども、そのままの自分と、わがままの自分とどこが違うのか、そのままでいるとわがままがでてしまうのではないのだろうかと…。その違いは『我を出さないこと』『相手を思う気持ちを忘れないこと』自分が、自分が…ではなく。それがわかったとき、また、胸のつかえがとれたような気がしました。

 

■自分の全てに自信がもてなくなって水輪へ

 私は、自分の考えていること、話している言葉、生き方など今までの自分の全てが間違っているのではないかと思えてきて、自分の全てに自信がもてなくなってしまい、水輪で瞑想を始め、ワーク&スタディを行いました。いつでも素直でいること。言われたことは何でも聞く耳をもつこと。わからないことはわかるまで聞くこと。言われたことは、いろいろ言わずにとにかく実行してみること。そして教えられたことが自分の体験を通してわかったときに本当に自分のものとして学ぶことができました。

 

■自分が変わると回りも変わる……

 自分を見つめ続ける。人のせいにしない。人の批判をしない。誰かと比べない。人の言っていることを気にしない。自分が間違っていることを指摘されたことに関しては、反省し正していくことは大切なこと。それはいつまでも反省するのではなく、前向きに。ここがいけなかったから次回からはしないようにしようという感じで。ひとのうわさ話には参加しない、聞かない、係わらない。何かあったときには自分を見つめる。自分、自分、自分…自分を見つめ続け、自分がかわると回りもかわってくるように思います。

 今ここ自己…今、この1分、1秒この瞬間全てが充実していると、その積み重ねが毎日になるのでずっと充実していくことになります。充実した毎日は、何か予定を常に入れるということではなく、今やるべきことを精一杯行うこと。やろうと思ったことは必ずできます。自分に限界はないです。やるからには最善を尽くす。努力する。惜しまず行動する。

 

■ぶれない自分でいる

 ぶれない自分でいる。正しいことをやり続ける。それは誰かのため、何かのためなど自分ではないほかのもののために一生懸命取り組む。人に何か言われたからとか他の何かで自分の気持ちをフラフラさせず、しっかりとした自分を持つ。気持ちがぶれたら呼吸をして、気持ちを落ち着かせ、自分を見つめなおし、ぶれない自分にもどる。

 話している言葉、思っている気持ちはとても大切で相手や周りの人たちに伝わります。いつも相手を思い、前向きな言葉で係われたらと思います。

 感謝する。今この自分があるのは水輪でみどり先生をはじめ、研先生などたくさんの人に教えられて、強い人間に育ち充実した幸せな毎日を過ごすことができています。最近ではいろいろ小さなことを言えばきりがないですが、とてもいい人たちに巡り合い、支えられているおかげで、いろいろな事に取り組めたり、結果が出せたり、周りの環境がとてもよくなったりしているのだなあと思うと、全てに感謝し、ありがとうと思えてきます。今ここ自己ではなく、今ここ愛になるようにこれからも学び続けたいと思います。

 

(注)学校栄養職員:学校給食にかかわっている職員である。公立の義務教育諸学校および共同調理場には位置されている栄養士を指す。 学校給食指導においては、望ましい食生活に関し、専門的立場から、担任教諭を補佐して児童生徒に対して集団又は個別の指導を行う。

 

 

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